晴天の夏日が続いています。
来週も前半は夏空が続きそうです。
なんだか梅雨を飛び越して真夏になったようなこの頃ですね。
でもまだ6月に入ったばかり。
ホタルが飛んでいると言う話も聞きますし
アジサイが咲いている、という声も聞こえて来ます。
そこで私も、昨日6月7日(金)午後
伏見区の藤森(ふじのもり)神社へアジサイを見に行って来ました。
http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
京都でアジサイの名所と言うと、この藤森神社の他、
右京区の梅宮大社、法金剛院、松尾大社
大原の三千院、西山の善峯寺、そして宇治市の三室戸寺
などが挙げられるようですが、私はなぜか、藤森神社が好きです。
それはたぶん、花の美しさや規模のせいではなく
アジサイが植えられ、愛でられる必然性のようなものを
感じるからだと思います。
京都の街が広がる京都盆地の東側には
不思議な程、南北に真直ぐにつらなる山並み
東山連峰(東山三十六峰)があります。
そして、その山の麓には多くの神社や寺院が点在しています。
そんな中でも
清水寺、伏見稲荷大社、藤森神社や御香宮神社などは
「水」に縁の深い社寺と言って良いでしょう。
それぞれに名水や水にまつわる伝承、行事があります。
清水寺には「音羽の滝」があり
伏見稲荷は水が欠かせない稲作の神であり
御香宮神社には名水「御香水(ごこうすい)」があります。
そして
藤森神社には「不二(ふじ)の水」と呼ばれる湧水があります。
東山の森に降った雨は地面にしみ込み、地下水となって
ちょうどこれらの社寺が連なる山麓あたりで湧き水となったのでしょう。
その上質な湧き水のあるところに人々が住むようになり
彼らの生活に欠かせない大切な水が
「神仏」として大切にされたのだろうと思います。
この地下から湧き出す不思議な水を
昔の人々は「伏水(ふしみず)」と呼びました。
それが今の「伏見(ふしみ)」の地名の元になっています。
そんな「水」に縁の深い伏見の「藤森神社」にこそ
私は、アジサイの花がふさわしいように思うのです。
今年は梅雨入り宣言が早かったにも関わらず、雨が少なく、
アジサイの開花も少し遅めで、花も少し潤いに欠けるようですが
藤森神社のアジサイの見頃は、まだまだこれからです。
藤森神社のアジサイ園は6月1日から公開されていて
今日6月8日(土)を皮切りに、週末ごとにいろんな催しも予定されています。
藤森神社のアジサイ園の公開と「あじさい祭」は
6月いっぱい、開催されています。
みなさんも、アジサイの花を愛で、水の恵みの郷「伏見」を
歩いて見てはいかがでしょうか?
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