夏を思わせる暑い日、そして肌寒い日と
寒暖の差、気候の変化がめまぐるしいですね。
でも確実に春から初夏へと季節が移って行くのを感じます。
この時期、京都に限らず、各地で神社の祭礼が行われます。
京都では、規模の大きなところとしては
伏見稲荷大社、松尾大社の御神輿のおまつり、そして
上賀茂、下鴨神社の葵祭(正式には賀茂祭)ですね。
これら、春と夏の間のお祭りの最後を飾るのが
上京区の上御霊神社の御霊祭です。
上御霊神社(上京区上御霊前通烏丸東入る)
毎年5月1日に「社頭の儀」が行われ
5月18日、今年は今日、土曜日に「渡御の儀」
つまり御神輿の巡行が行われます。
上御霊神社のお祭りでは、御神輿が3基でます。
それぞれ「小山郷」「今出川口」「末廣」と呼ばれていて
上御霊神社の神様(早良親王)を祀る3つの氏子地域のものです。
現在はこの3基が、ほぼ同じルートを巡行します。
順路は、おおまかに次のようなものです。
5月18日の正午過ぎから順次、上御霊神社を出発し
烏丸通、北大路や新町などを通り、上賀茂橋まで北上します。
上賀茂橋の予定自国が14時30分頃です
そこから南へ、北山通り、北大路などを経て、賀茂街道に出て
出雲路橋(15時50分)から出町柳の枡形商店街へ入ります。
枡形商店会と河原町今出川あたりが16時から17時頃の予定です。
河原町から今出川通を西へ進み、今出川門(同志社大学南向い)から
京都御苑(御所)へ入ります。18時頃、御所を出て
今出川を西へ、室町通、寺之内通、新町通から
鞍馬口通や紫明通を経て19時頃、上御霊神社へ帰着します。
上京区の東半分と北区の一部を含む、広い範囲を巡行することがわかります。
また、現在もこの地域は、それぞれ異なった性格をもつ地域が含まれます。
枡形商店街などの商業のまち、室町・新町や寺之内などの西陣の職人のまち
そして現在は住宅地になっている北大路より北の地域は、戦前までは
主に農村地域でした。そしてこれに公家の町「京都御苑」が加わります。
上御霊神社の神輿が京都御苑の中を巡行するようになったのは
ごく最近(2009年)からのことで、それまで約140年間途絶えていた伝統を
復活させたのだそうです。
江戸時代まで、現在の京都御苑のなかには、公家の屋敷や役所などが
ぎっしりと立ち並んだ、ひとつの「まち」を形作っていました。
その町並みの面影は、今は全くありませんが、御神輿が御苑を巡行することで
御神輿を迎え、これに祈りを捧げる宮中の人々の面影が、蘇るような気がします。
御神輿の巡行は夕方、日が落ちる頃まで続きます。
上御霊神社のお祭りにお出かけになっては、いかがでしょうか?
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